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50代の難病患者(SLE・SJS・うつ併発)の生活・・・全身性エリテマトーデス(SLE)・シェーグレン・うつ他

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「決断」の後の「迷い」。

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人生は、「迷い」と「決断」の連続だ。 

 

その時その時、精一杯悩んで迷って決めたことなのに、

次の瞬間、また迷いが生じる。

 

人生半世紀も生きていれば、そんな経験はてんこ盛り。

 

年代によって、悩み方が違ってくる。

若いころは、失敗がとても恐ろしかった。

今思えばやり直せるのに、当時の私にはそれが分からない。

 

返って今の方が、大胆不敵。

慎重に考えれば、この歳での失敗は

人生を棒に振る可能性が大きいのに。

 

たくさんの「迷い」を経験して

そのいくつかは解決。

そしてほとんどが、未解決のまま放置。

 

それでも人生は回っていく。

 

もう結婚はこりごりだと思ったのに。9歳下の生活力のない男性と再婚・・・。

はじめの結婚は23歳。1年半で離婚しました。

周囲の反対を押し切っての結婚。

 

当時テレビディレクターだった、5歳年上の彼と3年交際後に結婚。

ここには「迷い」なんて全くなかった。

 

なのに業界特有の女癖の悪さがどうしても許せなくなり、

家出離婚。離婚届に判を押してもらうのにとても苦労した。

 

もう、結婚なんて絶対しない!!!

大きな「決断」。

のはずだった。

 

それから10年。

バツイチの私にも、再婚話が次々舞い込んでいたけれど、

親がすべてブロックしてくれていた。

 

なのに・・・。

34歳のときに、仕事上の講習会場で知り合った9歳年下の男性と、

その後再婚することになろうとは。

 

この結婚は「迷い」だらけだった。

 

彼は若い。

私は身体も弱く、子供を授かれるかもわからない。

彼の親だって、9歳年上のバツイチが相手なんて嫌だろうと思っていた。

 

ところが彼の両親から結婚の催促があったのだ・・・。

びっくりした。

 

正直、「なんで???」と混乱した。

 

ここでの私は「決断」をすることもなく

流れに任せて結婚してしまった。

 

結婚生活に訪れる「不幸」。それを乗り越えるための「決断」

私たちの結婚は波乱万丈だった。

9歳下の夫は新婚2か月で「てんかん」の診断をうけた。

結婚前にも、発作で倒れていたため

2回目の発作で、病名が確定してしまったのだ。

 

突然の解雇。

 

それ以来正職には就かず、アルバイトをしている。

稼働も月10日~13日。

疲れすぎると発作を起こしてしまうのだ。

 

私が正社員で働いていたので、そこはあまり気にならなかった。

 

ところが今度は私が難病にかかってしまった。

 

子宮外妊娠・開腹手術に続き、膠原病を発症。

 

その後、私は職を転々とすることになり、

一気に家計が立ち行かなくなってしまった。

 

私は夫が別れたいと言ったら、そうするつもりでいた。

これを「決断」と呼ぶのかは、今もよくわからない。

 

私が体調を崩して寝込む日々が続いても

変わらずそばにいてくれる夫。

 

彼もどこかで大きな「決断」をしたのかもしれない。

 

2019年。令和元年5月5日。

私たちは結婚17年目を迎えた。

 

しかしまだ人生は続くようだ。

これからも「迷い」と「決断」はセットになって

私たちに襲いかかってくるのだろう。

 

人生なんて結局、ケ・セラセラ。

 

 

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