「尿管結石」
痛いですよね~。
自力で結石を排出することを
私は「出産」と呼んでいます。
特に最後の
膀胱から尿道を通る際には
尿道の長さの違いもあって
男性の痛みはそうとうなもの。(らしい)
私の結石歴は20歳から。
長い付き合いです・・・。
結石にもいろいろな種類があるのはご存知ですか?
腎臓で固まる物質によって
結石の種類が決まります。
私の場合はずっと
「シュウ酸カルシウム」ONLY
これは食品では
・ほうれん草
・海草
・小魚
などが思い浮かびます。
はじめての入院の際、結石の種類を調べてもらい
ドクターは、説明の載ったプリントを見ながら
「こういう食べ物(上にあげた食べ物)
にたくさん含まれているから、食べるとまた出来るよ。」
とおっしゃいました。
と、同時に
「まぁ、食べてもいいけど。
結石ができたらまた入院して処置しよう!
うちは大歓迎だよ!」
おいおい・・・(汗)
当時まだ珍しかった
「結石を超音波で粉砕する装置」を備えた病院。
ドクターも症例が増えるのがうれしかったのかな?
このドクターには、その後25年以上にわたり
何度も入院処置をしていただきました。
今、その病院には当時の最新マシーン
「結石を超音波で粉砕する装置」はなく、
そのドクターも副院長を最後に
どこかへ転勤されてしまいました。
現在では、この処置(手術)は一般的になり
あちこちの病院で受けることができます。
担当科は「泌尿器科」です。
そして、「シュウ酸カルシウム結石」の原因も
食べ物だけでないことがわかってきました。
副甲状腺ホルモンの分泌異常なども原因になるようです。
ほんと、人間の身体って不思議。
ドクターが行方不明 転勤になっても
私の結石は生産され続けています。
原因はわかりません。
でも、かなり大量に過剰に生産されています。
本当に「出産」が年に何度もおこり大変です・・・。
世間の常識(?)的なものに
「尿管結石では死なない。痛いけど、死なない。」
なんてことが以前は言われていました。
(医学的根拠はありません。ちまたの噂話です)
でもね。
死ぬこともあるらしいですよ。
私は、死にかけました。
知り合いの女性は、
尿管破裂で救急車で運ばれたました。
結石をあなどるな!
です。
結石があることでいろいろな病気を合併することがあります。
・腎盂腎炎
・敗血症
・水腎症
などなど。
私の場合は、腎盂腎炎。
治療してもすぐに再発して
数か月、繰り返していました。
これも当時は原因がわからなかったのですが
結石があった時期でした。
そこが医師の中ではつながらなかったのか?
当時の医学では、関係性が明らかでなかったのか?
私にはわかりません。
この症状のせいで
産婦人科医からは
「いま妊娠したら
僕は命の保証はできないから」
とか言われて、泣きました・・・。
2度目の命の危機は
本人の無自覚のなか進行していました。
今から10年位前かな?
「副甲状腺ホルモン」の数値が高く、
他にも異常があったとかで
「内分泌の専門医」にかかった時です。
MRI画像に結石が大量にあるから
早目に泌尿器科へ行くようにと言われ
すぐに「行きつけ医」
病院にいくと
「水腎症になっていて、右の尿管はすでに
画像に写らないほど細くなっている。」
しかも、両腎臓と尿管に結石がぎっしり。
もう長い付き合いのドクター、
いつもは飄々(ひょうひょう)としているのに
「俺は!結石なんかで患者を死なせたくないんだよ!」
と泣き声で言われました・・・。
ドクターの様子の方がショックでしたね。
この時、私に水腎症の自覚はありませんでした。
左の尿管はまだ使える状態で、尿は出ていたからです。
身体の不調は日常で、微熱も日常で、痛みも日常で、
いろんな科をまわされ、疲れるのも当然。
ね?尿管結石を甘くみちゃダメです。(特に私)
今処方されている便秘薬「酸化マグネシウム」
じつは、尿管結石予防効果もあるんです。
続けて処方してくれないかな?
そうしたら、新規の結石生産を抑えられたりしないかしら?
まとめ:尿路結石予防には「酸化マグネシウム」!?
(まとめか?これ???)
昨日の疲労をまだ引きずっております。
生温かくお見守りくださいませ・・・
*1:聞いた話ですが、これ以前は
「大きな水槽の中に患者が入り、水を緩和剤(クッション)
にして衝撃波で結石を砕いていたとか!
*2:珍しかったのは本当のようで、初回の入院時
「元アイドル・当時の人気声優」
そして「今も人気声優&実力派女優さん」と
当時ご夫婦だった男性が緊急で他院から
手術を受けるためだけに搬送されてきました。
看護師さんたち大興奮!
今現在、最新の機械でかなりの数の治療を
おこなっているとのこと。そうだよね~。
考えてみたら、関東では結石治療のパイオニアだもの。
*4:時期は1度目の新婚当時。
この時、「家電でさえ1年保証があるのに。」
と元夫に言われたのですよ!
「家電以下の妻!」と言う意味ですね。
*5:かかりつけ医ではないw
結石は一治療終わるごとに
新規扱いとなるので(医療報酬の計算上)
大きい病院だと紹介状を持たずに行くと
「患者が自分で選んでこの病院にきちゃった」
という「実費での支払」があるのです。
病院内に貼りだされています。5000円くらいかな?
手元に昔の点数表しかなくて、この4月に大型改正があったため
その変更部分は参照していません。
*6:仕事をしながら、末期がんの母を自宅看護、
最後にはホスピスのお世話になりましたが、
脳転移で子供に戻った母から
電話攻撃を受け、食事時間には必ず付き添ったり
あさ・ひる・ゆうがた・しんや
とホスピスに顔を出す生活が終わったばかりだったせいもあります。