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50代の難病患者(SLE・SJS・うつ併発)の生活・・・全身性エリテマトーデス(SLE)・シェーグレン・うつ他

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え?私がうつ病?!・・・なにはなくとも「自立支援医療受給者証」の申請を!

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うつ病

と診断された時って、どんな感覚だろう?

ショックかな?あきらめかな?不安かな?

 

私の場合は

『あぁ、やっぱり』でした。

 

SLEで精神状態が悪化する場合があることを

知っていたのもありますし、

職場環境から『この状態って心身ともにかなりヤバいな』と

自分も家族も危惧していたからです。

 

まさかの私も発症してすぐに休職したわけではありませんよ?

頑張ったんです。

いえ、頑張っちゃったんです・・・。

 

そこには、またいろんな事情がありますが、

今日お伝えしたいことは

うつ病と診断されたらちゃんと通院しよう!

そしてそのために絶対

「自立支援医療受給者証」

申請しよう

という事です。

 

知っている人は「とーぜん!」って思うけれど

知らない人が結構いることに驚きました。

 

そして、知ってはいるけれど

「そんなの申請しちゃったら、会社にばれるんじゃ?」

と躊躇(ちゅうちょ)してしまう人もいるのでは?

 

しかし!

私の経験では、まったく問題ありませんでした。

 

「自立支援医療受給者証」

をなぜ申請した方がよいのか?

 

①通院時の診察代と処方薬の支払が「1割」になる!

 健康保険での本人支払いは通常「3割」負担です。

 「3割」⇒「1割」って、すごくないですか?!

②所得によって違いはあるが、

月ごとの支払い上限額が設定されている。

(私の場合、月の上限5000円です。

薬も含まれるのでとても助かります。)

 

まずはこの2点だけ知っておいてください。

 

申請方法は?難しいのはなぁ・・・

ですよね。ただでさえ思考が停滞状態なのです。

しかし、案外簡単です。

 

ただ、お勤めしていたらちょっと数時間休む必要があるかも・・・。

申請先がお役所だからです。

 

「国保」のかたも「社保」も申請先は同じです。

お住まいの場所によって、窓口が異なると思いますので

事前の確認はしましょう。

私の場合は「市の保健センター」でした。

お住まいの市区町村の役所のホームページで確認できると思います。

(1回で済ませたいですよね?・・・下調べ重要!)

 

事前の問い合わせで、必要な持ち物

(「意見書」・保険証・印鑑など)や受付時間など

情報をゲットしておきましょう。

(メモしとくほうが・・・うつ病の時って自分が思っているより

事務処理能力が落ちています。覚えも悪くなっていたりします・・・)

 

そして今後通院する病院の主治医に

「意見書」を書いてもらいましょう!

(これは実費です。病院によりますが5000円前後かな?)

主治医に相談すれば書いてくれます。

病院によっては、通院が必要になった段階で

説明があるところも!

通院治療が決定したら、早めにゲットが得策です。

説明がない場合は、こちらからどんどん聞きましょう!

 

この制度は

(精神通院医療)

と呼ばれ、通院のみに使用できます。

指定自立支援医療機関の病院と薬局のみ対象なので

特にかかりつけ薬局をお持ちの方は

薬局に「指定医療機関」の登録をしているか確認してください。

 

していなかったら?

そうですね・・・病院のそばの薬局が無難かな?

 

申請をしたら「控え」を渡されます。

この用紙、とっても大切です!

なくさないでくださいね?

そして、医療証が手元に届くまでは

この「控え」が医療証の代わりになります。

 

保険証と一緒に窓口に出してください。

保険証と一緒に返してもらって

薬局でも保険証と一緒に出しましょう。

「1割」負担で診療してもらえます!

 

今回は「うつ病」をもとに私の経験から書きましたが、

精神科や心療内科で治療する他の病気でもつかえます。

どの病気が対象かは、病院や行政の担当窓口で

確認するのが一番たしかですね。

 

(私の夫の『くまくん』は「てんかん」で申請して

夫婦でこの制度のお世話になっています。)

 

制度を上手に使って

悪化させないように治療を受けましょう!

 

これならわかる〈スッキリ図解〉障害者総合支援法 第2版

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